鳴川海岸清掃ボランティア2023

SDGs研究会は、2023年度全4回にわたり鳴川海岸にて、海岸清掃活動を行いました。

せとうち海援隊 鳴川海岸清掃ボランティア

本ボランティアは広島県により環境保全活動を行う団体、「せとうち海援隊」として認定されているTeam NARU(チームナルー)が主体となって行われています。

私たちが参加した2023129日に行われた清掃ボランティアでは、本学グローバルコミュニケーション学科3年生10名が参加し、約30袋のゴミが集まりました。

「海岸のゴミ」と聞くと多くの人は来遊客が残していったゴミを想像するかもしれませんが、それは海岸のゴミの3割にすぎません。

多くは海から来た「プラスチックゴミ」が占めています。

日本一の牡蠣の生産量を誇る広島では、ホタテ貝の間隔を開けるための塩ビ管、いかだを浮かすために使用する発泡スチロールなどが大きな問題となっています。海岸に落ちてある発泡スチロールは、大きな個体としての発泡スチロールというより、粉のように形状を変えた、直径1cm程になったものばかりでした。

実際に私たちが清掃した際に1番多かったゴミとして、小さな発泡スチロールが大半を占めており、広島の海洋ゴミの恐ろしさを目の当たりにしました。

牡蠣の養殖は広島にとって大切な産業だからこそ、今後この問題にしっかり向き合う必要があるのではないでしょうか。